性質と行動
今朝、ふと気がついたことがある。
人間の性質って基本的には変わらないんだな、と。
「性質」をウェブで調べてみた。
もって生まれた気質。ひととなり。たち。<デジタル大辞泉>
その人に生まれつき備わっている気質。人となり。天性。<大辞林 第三版>
(ここで「気質」も調べてみたが、どんどん探究のループにはまっていくので割愛しておく)
なぜ思いついたかというと、友人との過去の会話(複数)を急に思い出し、自分のコミュニケーションのクセが客観的に見えて(いつも見えているけど…)思考が動き出したから。
会話の中で、わたしは脊髄反射的に言葉を発してしまうことが多々ある。
猫じゃらしを見た猫がパッと飛びつくように、考えが入ることもなく反応してしまうのだ。
どれだけ「口は災いの元」を身をもって経験していることか…。
だから、気軽な会話でも慎重に言葉を発してる友人を見ると、明らかにわたしとは持っている「なにか」が違うと思っていた。
べつに良い・悪いということではなく、性質なんだな、と感じている。
(もしかして違う??)
そして性質は変えようとしてもなかなか変えられない。
悟りを開いた人ももともとの性質や性格は変わらないと聞いたことがある。
でも、性質は変えられないけど、行動は変えることができる!
過去に「口は災いの元」を数えきれないほど経験してきたわたしは、5−6年前から言葉を発する前に意識的な間(ま)を心がけるようにしてきた。
それだけでずいぶんと状況が変わったのだ。
以前、「インヒビション inhibition」についての記事を書いた。
まさしくこの「間」をとることを実践しているのだ。
意識的に行動することがとても大切。
自分が変わっていくことって、こういうプロセスなんだなと実感する今日この頃。
あなたは、自分のなかで変えたいところはあるだろうか。
性質ではなく、まずは行動に着目してみよう。
カラダとココロを元気にするプログラム