カラダがひらく ココロがひらく 自分がひらく

心地良く自分自身でいること、ただそれだけ

味わいつくす

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道沿いの美しい桜。

歩を止めて見入ってしまう。

頭はからっぽでただただ気持ち良く眺めている。

 

自分の身近で大切な人がここのところ気持ちがひどく落ち込んでいる。

近々に予定されていることを心配し続け、ココロのなかで不安が渦巻いているらしい。

胸がつまりすぎて苦しくて、自分でドンドンと胸を叩いたり、大きくため息をついてばかりいる。

 

人はいつも、過去のことを後悔しているか、未来のことを不安に思っているかのどちらかだ。

何かの本に書いてあったのをよく覚えている。

ココロが「いま、ここ」にいない。

 

彼女も、どう展開していくか全くわからない未知のことに対して思い煩い、自分のなかで不安をどんどん増大させている。

そして自分のココロとカラダの調子を崩している。

 

そんな彼女を見ていてふと感じるのが、人は無意識であろうとすべて自分で選んで自身の現実をつくりだしているんだな、ということ。

 

だから、いま現在自分に起こっていること、自分のなかで湧き上がっている感情や感覚を思いっきり味わうようにしたらどうだろうか。

味わいつくす、のだ。

 

そういう視点を持っていると、ものすごい悲しみや怒りでいっぱいのなかでも、遠くからそんな自分を客観的に眺めている自分にも気づき、なかなか面白い感覚がうまれるのではないだろうか。

もちろん、桜を見ているときに内側にひろがっていくなんとも言えない至福感も味わいつくす。

美味しいものを食べたときの、あの全細胞が喜んでいる感覚も味わいつくす。

 

うん、4月のテーマを「味わいつくす」にして自分で実験してみよう。

 

生きるって面白い!

 

 

カラダとココロを元気にするプログラム

 Moon Water