自然のなかで過ごす
風薫る新緑の季節。
カラダとココロまるごとこの季節を十分に堪能したいと思い、5日間山梨県の秘境と呼ばれるところを訪れた。
ひと呼吸ごとに、カラダのすみずみにまで新鮮で瑞々しい空気がしみわたっていく。
光、清流、樹々、花々、土、岩、さまざまな音や香り、生き物たち。
カラダの感覚器すべてでこの大自然を味わい尽くす。
頭のなかはカラッぽになって、ただただ自然と一体となっていく。
日本という美しい国に生まれて良かったと心底思う瞬間だ。
「自然のなかの3日効果」に関する研究の記事を読んだ。
「3日目になると、これまで感じなかった匂いや物音に気づくようになるんです」とストレイヤーは言う。傾きかけた太陽の光が峡谷の壁面を赤く染めていき、私たちはくつろいだ雰囲気に包まれた。「これまでにないほど自然と調和しています。2、3日の間でも、その瞬間その瞬間を生きる経験ができた人では、質的思考に違いが生まれるようです」
そうか、自然のなかで心地良い時間を過ごすということは、「その瞬間その瞬間を生きる」ことなんだ。
四季折々の美しい自然に恵まれている日本に住んでいること自体が最高にツイているのではないか!
仕事が…、時間が…、あれが…、これが…、
もう「言い訳」はやめよう。
すべては自分の選択次第。
いまここから変えられる。
生きるって面白い!
カラダとココロを元気にするプログラム